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沖縄出身のバンド「BEGIN(ビギン)」が考案し、世界に誇る職人技を持つ「Kヤイリ」というギターメーカーが共同開発した純国産の楽器です。ヤイリギターとサカキマ木工の職人の手により、日本で全て手作りされています。
一五一会には「ベーシック」「音来」「奏生」と3つの種類があり弦楽器としては非常に簡単な押さえ方(フォーム)によるコード演奏が出来る為、発売当初より注目を集めています。また従来の弦楽器では出しにくかった、新たな発想の演奏法も生み出されています。 |
■一五一会ベーシック
一五一会はギターと三線のチャンプルにより生まれました。この変わった形は、短冊(花札に描かれている、風になびいた様子)がモチーフ。※チャンプルとは琉球語で「混ぜこぜにした」というような意味。
■音来(にらい)
「ニライカナイ」という南西諸島に伝わる神秘的な言葉があります。 海の彼方にあるとされる理想郷、神々の集う世界の事を言い表しているそうです。
遠くから皆様の元へ豊かな幸が届きますように。音来という楽器を通して皆様が幸せでありますように。そういう想いを込めて名付けられたそうです。
■奏生(かない)
お年寄りから子供達にも弾いてもらいたい手に優しい楽器というコンセプトからナイロン製のガット弦を使用 、スチール弦に比べて指も痛くならないし押さえる力も少なくてすみます。 音来に比べてコンパクトなボディは大正琴のように机の上に置いても 弾けるように作られています。 |
【written by 那須仁
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バラフォンは、アフリカに広く分布している木製の鍵盤がついた、板状楽器です。その歴史は古く、一説には13世紀ごろにはあったとされ、口承伝達文化をもつグリオ(知識を豊富にもつ音楽家、吟遊詩人)によって根付いたと言われています。 |
もう一説によると、起源は、東南アジア(バリのガムラン、ジェゴク等)にあり、それがマダガスカル、南アフリカから入り、アフリカ全土に広まったとも言われています。 その構造は、音程のついた鍵盤の下に、音を増幅させるために、ひょうたんの共鳴器が取り付けてあり、そのひょうたんに1〜2個の穴をあけ、そこに薄い膜を張ることで、ディストーションをかけたような独特のサウンドが得られるようになっています。それをゴムを先に巻いた2本のバチで叩きます。
私の作るバラフォンは、鍵盤の部分に使用するローズウッド以外は、日本の素材を使っています。日本の四季に負けない、耐久性があり、質の良い、そして見た目も美しい楽器を製作し、販売もしています。
サイズや音階も様々で、持ち歩ける小型のものや、鉄製の鍵盤のものなど、多種多様なバラフォンになっています。種類としては、ガーナとブルキナファソで使われている形状であり、アースコンシャスで使用しているものは、14鍵盤で、どことなく日本の童謡を思わせるような、懐かしみのある音階のものです。 |
【written by YAO 】
YAOのバラフォンオーダー等について...... YAO ウェブログ
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ディジュリドゥは、5〜6万年前からオーストラリア大陸で生活している先住民族アボリジニが1000年以上前から使用している世界最古の管楽器です。芯を白蟻に食われて筒状になったユーカリの木から作られ、部族や言語グループによってその形状と音色は異なっています。既に2万年前には存在していたという説もあります。 |
音を出す方法は、管の一端に口を当て息を吹き込みながら唇を震わせ口や筒の中に共鳴させるもので、吐きながら吸うサーキュラーブリージング(循環呼吸)という特殊な呼吸法で途切れることなく演奏することができます。
伝統的には、儀式や祭事の時に唄とダンスと共に奏でられていて、ヒーリング効果もあり身体に向けて演奏することにより内面的な病を浄化すると言われています。
ディジュリドゥという名はオーストラリアに入植した白人がその音を聞き「ディジュリドゥ〜、ディジュリドゥ〜」と聞こえたことから20世紀前半に名付けられ、アボリジニの言葉では地域によって様々な呼び方がありますが、発祥の地、北東アーネムランドでは「Yidaki(イダキ)」と呼びます。
オーストラリアより帰国後、日本の土でディジュリドゥを製作したいという思いが募り、日本の象徴である富士山で陶器のディジュリドゥを製作しました。更により幅広いディジュリドゥのヴィジョンに対応するため、FRP製のものと音階の変化をつけるためのアクリル製のディジュリボーンも製作しました。 |
【written by NATA】
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